敵の攻撃によっては、自機の動かし方次第で回避しやすさが大きく変わる。
移動で回避できるのは、魚雷と爆弾、戦艦の主砲がある。
ファランクスや大型ミサイルは移動では避けようがなく、
突撃艇に対しても自機への到達時間の違いはあるものの回避はできない。
最初に、敵が1種類しかいない場合の対応方法を見ていく。
まず、魚雷艦。
単発の魚雷を避けるのは簡単なので、複数の魚雷艦への対応を考える。
周囲を取り囲まれていると危険なので、どこか一方へ逃げるのが良策。
一旦離れてしまえば魚雷艦隊は後ろに集まるので、魚雷の方向が特定しやすくなる。
次に、同じく魚雷を使う雷撃機が、同じく複数出現した場合。
自由に飛び回るため、魚雷艦のように1ヶ所に固めることはできない。
魚雷が四方八方から来る状況は避けられないので、
基本的に旋回を続けることが回避しやすい状態になる。
時々切り返して蛇行するか、円を描くように動くことになる。
旋回方向を変えるときに誤って当たってしまう危険があるので、
他に移動で回避するような攻撃を持つ敵がいなければ、
円を描くのが操作としても楽かもしれない。
移動でも回避できなさそうな魚雷はファランクスで迎撃する方針で。
それから、爆撃機。
爆撃機の解説でもあるように、航行ルートから外れるように動いて回避する。
自機の動きとしては、安全な状況では直進し続けて、
爆撃機が向きを変えたらそれに合わせて自機も向きを変えるようになる。
最後に、戦艦の主砲。
ステルス艦は狙いが正確で移動では避けられないことが多いので、ここでは除外する。
戦艦も1隻なら離れるか近寄るかの選択があるが、
複数いる場合はどれかに近づくと他の戦艦から攻撃される恐れがある。
魚雷艦と同じく、どこか一方へ逃げて後ろにまとめてしまうのが安全。
戦艦の移動速度は遅いので、これだけでほぼ無力化できる。
今度は全種類の敵が同時に出現している場合の対応を考える。
全種類といっても移動で回避できる攻撃を持つ敵だけを考えれば、大体は対処できるはず。
なので、魚雷艦、雷撃機、爆撃機、戦艦がいる状況を想定する。
雷撃機以外は撃破優先度が低い敵なので、この状況になることはよくある。
まず、戦艦への対処は一番簡単で、とにかく同じ方向へ進み続けることになる。
こうすれば彼らは一切攻撃することができない。
ここに爆撃機が合わさったと考えると、時折方向転換をする必要が出てくる。
爆撃機が進路を変えたら、その進路から外れて、かつ、
戦艦のいない方向へ向きを変える。
さらに魚雷艦を加える。
魚雷艦は自機より移動速度が速いので、追いかけながらでも度々魚雷を発射してくる。
このため、魚雷をかわすために旋回の動作が加わる。
当然、爆撃機のコースと戦艦の攻撃範囲に入らない範囲で避けることになる。
これらを総合すると、戦艦から離れるために全体としては同じ方向へ、
爆撃と魚雷を避けるために方向転換と旋回を合わせた結果蛇行することになる。
(あくまで大まかなイメージ図で、実際は臨機応変に向きを変えることになる)
ここに雷撃機が加わっても、前方にも注意を払う必要が出てくるだけで、
全体的な移動方針は変わらない。
上に挙げた種類以外の敵が出てきても、同様に変わらない。
この移動方法で、優先順位どおりに敵を倒していけば生存率は高まる……と思われる。